水道の構造

蛇口とスピンドル

蛇口とスピンドルについて学んでいきましょう。スピンドルってどのような物か、ご存知でしょうか?スピンドル[spindle]を英和辞典で調べてみると「軸」という意味がでてきます。蛇口に対してのスピンドルとは、カランとシャワーを切り替える部分の軸となる部分を言ったり、単水栓などで水を止めるための部分を言います。やはり、軸の部分をスピンドルという意味合いで使用しているということです。

蛇口の中で、スピンドルはとても大切な部分になります。水を止めるための部分にあたり、このスピンドルの稼動に難があると操作感が悪くなったりしてしまいます。その為、スピンドルの設計はとても精度を要求される所になります。工作機械などの回転軸の部分もスピンドルと呼ばれ、とても高精度の設計がなされています。

実際、蛇口のスピンドルに対しては、ネジでの締め付けになりますので、そこまでの精度はいりませんが、エレメント、カートリッジに続き重要な部品になります。見方を変えると、この部分の故障は、交換にあたる部品の購入費がとても高くなります。ご注意ください。

真鍮の蛇口

真鍮の蛇口は、現在も多く使用されています。真鍮とは、鋳造品の黄銅(銅合金)になります。しかし、この真鍮と言われる物質は一時期に多くの問題を起こしました。それは、この中に入っている鉛が身体に有害であるとして、問題視されていたためです。水道蛇口の中に水が通ることによって、鉛が水に浸出し、そのまま口の中に入ってしまうという事が問題になりました。

真鍮の蛇口は、その問題に対応するために、新しい銅合金へと変更する必要が出ていました。水道蛇口メーカーにおいて、多くの試験を行い、そして新しい合金を製造し、規制として出された鉛の含有率に対応して現在は販売しています。多くの問題を乗り越えて現状の対応品が発売されています。

裏では多くの苦労を乗り越えているのですね。ちなみに、真鍮だけでなく砲金とよばれる青銅も同様です。現在では、真鍮だけでなく、樹脂による製品も多く発売されています。間接的に口にはいる物ですので、健康に対する対応もとても重要になっています。

蛇口とカラン

蛇口とカランについて考えて見ましょう。まず、カランとはどのようなものかご存知ですか?あまり聞き慣れない言葉だと思います。実際に使っていても名前を知っている人は少ないでしょう。蛇口のカランとは、主にお風呂で使われる蛇口のシャワーと手元の蛇口とを切り替える所の事をいいます。ほとんどはハンドルで切り替えを行います。

蛇口のカランは、大体蛇口の正面または、右側についています。これをひねる事によって、シャワー等に切り替えます。そして、このカランは蛇口にとって、重要な部分になります。それは、内部において蛇口のカランを機能させる機構が部品を多く持った機構になっているからです。

お風呂の蛇口を使用する際に使うカランは、意識してみると面白いものでデザインを可愛く設定してあったり、吐水量を調節する機能をもっているものも多くあります。設計者が力を入れているところでもありますので、興味を持ってみてみるのもよいでしょう。

水道蛇口の構造

水道蛇口の構造は簡単であり、一般的には誰にでも理解できるような構造にはなっています。想像がつくことでしょう。水の通る場所があり、それをせき止めている場所がある。その先には水の出口がある。一般的にはこれで全ての構造を言っている事になります。しかし、実際はもっと細やかな構造となっています。

水道蛇口の構造の一番の見せ場というのは、「水と湯が混ざる場所」です。水道蛇口は、水だけが出るものでなく、湯がでるものがほとんどになっています。その二つが混ざる場所こそ、一番開発者の力の入っている場所です。特にサーモスタットという機能をもった蛇口では、この部分がとても重要になります。

水道蛇口の構造での水と湯の混ざる場所は、混合水栓で必要になります。 さらに特に風呂場で使用するサーモスタット水栓です。サーモスタットとは、温度調整ができる機能の事であり、シャワーを浴びる時、浴槽に湯をためるときには重宝されます。この内部の構造は、素人の方が図面をみてもすぐには理解できません。私も見たことがありますが、理解するのにとても時間が掛かってしまった覚えがあります。構造は意外と単純ではないのです。

水道蛇口のハンドル

水道蛇口のハンドルは、開発者の意向や主には企画を担当する方々の意思が強く詰まった仕様となっているでしょう。それは、水道蛇口を使っていく中で、誰もが必ず触る部分がハンドルであると言い切ってもよい部分だからです。その為に力を入れている場所であります。水道蛇口のハンドルを考えていく中で、企画を担当する方々は、営業から顧客の要望(ニーズ)を聞きその中で使えるかどうかを検討します。

そして、それを試作品として発泡スチロールのモデルを作り試しに触ってみるのです。さらに多くの人たちに使用感を確かめてもらい、決定していきます。もちろん、過程の中でデザイン会社を利用するなどして、見た目の良さも高めるのです。やはり、水道蛇口のデザインは重要ですからね。

水道蛇口のハンドルを日々使用していく中でも多くの考えが詰まっているのが、このハンドルです。お分かりいただけたでしょうか?逆に言えば、このハンドルの部分が使いづらい形や、おかしなデザインをしているメーカーがあれば、それはその企業での設計力、企画力が弱いといっても過言ではありません。そのような見方をしてみるのも面白いですよ。

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