水道蛇口の構造

水道蛇口の構造は簡単であり、一般的には誰にでも理解できるような構造にはなっています。想像がつくことでしょう。水の通る場所があり、それをせき止めている場所がある。その先には水の出口がある。一般的にはこれで全ての構造を言っている事になります。しかし、実際はもっと細やかな構造となっています。

水道蛇口の構造の一番の見せ場というのは、「水と湯が混ざる場所」です。水道蛇口は、水だけが出るものでなく、湯がでるものがほとんどになっています。その二つが混ざる場所こそ、一番開発者の力の入っている場所です。特にサーモスタットという機能をもった蛇口では、この部分がとても重要になります。

水道蛇口の構造での水と湯の混ざる場所は、混合水栓で必要になります。 さらに特に風呂場で使用するサーモスタット水栓です。サーモスタットとは、温度調整ができる機能の事であり、シャワーを浴びる時、浴槽に湯をためるときには重宝されます。この内部の構造は、素人の方が図面をみてもすぐには理解できません。私も見たことがありますが、理解するのにとても時間が掛かってしまった覚えがあります。構造は意外と単純ではないのです。

前の記事:水道蛇口のハンドル
次の記事:カクダイの蛇口