水道の水栓取替え部品

蛇口とスピンドル

蛇口とスピンドルについて学んでいきましょう。スピンドルってどのような物か、ご存知でしょうか?スピンドル[spindle]を英和辞典で調べてみると「軸」という意味がでてきます。蛇口に対してのスピンドルとは、カランとシャワーを切り替える部分の軸となる部分を言ったり、単水栓などで水を止めるための部分を言います。やはり、軸の部分をスピンドルという意味合いで使用しているということです。

蛇口の中で、スピンドルはとても大切な部分になります。水を止めるための部分にあたり、このスピンドルの稼動に難があると操作感が悪くなったりしてしまいます。その為、スピンドルの設計はとても精度を要求される所になります。工作機械などの回転軸の部分もスピンドルと呼ばれ、とても高精度の設計がなされています。

実際、蛇口のスピンドルに対しては、ネジでの締め付けになりますので、そこまでの精度はいりませんが、エレメント、カートリッジに続き重要な部品になります。見方を変えると、この部分の故障は、交換にあたる部品の購入費がとても高くなります。ご注意ください。

蛇口の部品

蛇口の部品は多くのものを使用しています。100点以上の構成部品を使用している蛇口ももちろんあります。部品として代表的なものとして、捜査する部分であるハンドル、本体の部分であるボディー、水の出し止めを実際に機構として行う事となるスピンドル、水の入り口となるクランク、そして水を止める重要な部品であるパッキンなどが代表的な部品となります。

蛇口の部品は、部品というだけあってもちろん交換ができます。修理の際はその部品単位で交換・修理を行っていく事になるでしょう。さらに、蛇口の部品としては消耗品の扱いになっていくものがあります。それはパッキンです。パッキンは、締め付けられて固定されているものはよいですが、Oリングなどは特に、稼動する部分に使用されている場合、磨り減る事により機能を果たせなくなる事があります。

蛇口の部品として機能を果たせなくなるような、消耗品の扱いになっている部品は予備部品として保管しておきたい所です。消耗品はだいたい金額的に安いものばかりですので数個購入しておくとよいと思います。

水道蛇口のパッキン交換

水道蛇口のパッキン交換は、水道蛇口のDIYを行いたいと思う方には必須の作業になります。そして、このパッキン交換こそが、修理のキモの部分になります。水道修理、水道配管修理、洗面台修理など水周りの関係する部分は、パッキンがとても重要な役割を果たしています。それは、パッキンが水をせき止める部分の役割を果たしているためです。

この部分が劣化すれば水は漏れますし、逆にこの部分さえしっかりとしていれば、水道蛇口の水漏れの可能性はほとんどなくなります。それほど、水道蛇口にとってパッキンは重要な箇所なのです。

水道蛇口のパッキン交換は、慣れてしまえば全く簡単な事です。パッキン自体は、ゴム製などの円形の小さな部品です。ただ、ネジを外し取り付いている部品を取り替えるだけです。そして、その際には、パッキンで水をせき止めている機能を他に任せるため、水をしっかりと止めておく必要があります。基本ですので、行えるようにしましょう。

水道蛇口のハンドル

水道蛇口のハンドルは、開発者の意向や主には企画を担当する方々の意思が強く詰まった仕様となっているでしょう。それは、水道蛇口を使っていく中で、誰もが必ず触る部分がハンドルであると言い切ってもよい部分だからです。その為に力を入れている場所であります。水道蛇口のハンドルを考えていく中で、企画を担当する方々は、営業から顧客の要望(ニーズ)を聞きその中で使えるかどうかを検討します。

そして、それを試作品として発泡スチロールのモデルを作り試しに触ってみるのです。さらに多くの人たちに使用感を確かめてもらい、決定していきます。もちろん、過程の中でデザイン会社を利用するなどして、見た目の良さも高めるのです。やはり、水道蛇口のデザインは重要ですからね。

水道蛇口のハンドルを日々使用していく中でも多くの考えが詰まっているのが、このハンドルです。お分かりいただけたでしょうか?逆に言えば、このハンドルの部分が使いづらい形や、おかしなデザインをしているメーカーがあれば、それはその企業での設計力、企画力が弱いといっても過言ではありません。そのような見方をしてみるのも面白いですよ。

蛇口のレバー

蛇口のレバーは、開発を行っている人、とくに企画を行う人たちが一番期を使うところでもあります。それは、実際に使用感がでる所がレバーであり、実際に反響が多いのもレバーであるためです。逆に、ここはデザイン性や機能性において、一番の見せ所でもあります。

蛇口には、レバータイプとハンドルタイプの2種類に大まかに分けることができます。 レバータイプとは、レバーを上下させることで水を止めたり出したりすることができる機構を持つタイプです。そして、ハンドルタイプは、ハンドルを回すことで水を止めたり出したりすることができる機構を持つタイプです。好みによって、選択することになると思いますが、機能性としてはレバータイプが一番です。

蛇口のレバーは、さらに2種類のタイプがあります。それは、上げ吐水と下げ吐水の2種類です。レバーを上に上げることで水を出すタイプが現在の主流です。それは、以前は下げることで水を出すタイプが主流だったのですが、レバーに物が当たることでレバーが下がり、水が出てしまうというクレームがあり、上げ吐水タイプに集約される動きがあります。

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