蛇口は、メーカーによって価格帯が違います。私の周りでよく言われているのが、MYM(喜多村合金製作所)の製品が安いと言われています。多くのメーカーがあるのですが、シェアを分け合っている5つのメーカーはTOTO、イナックス、KVK、MYM、そしてカクダイとなっています。その中で安さがウリといえるのがMYMと聞いた事があります。特に、土木建築などを行っている企業で聞きました。
蛇口商品の品質的には、TOTO、イナックスが良いとも思われますが、複雑な製品でなければ、そこまでの違いはありません。一度、価格の面を先行にいれるのであればMYMも考えてみるのもよいでしょう。その他、メーカーには個々に多くの特色があります。安いだけではなく、製品をホームセンターにおろしているかどうかもメーカーによっては違います。さきほどのMYMは、確かホームセンターなどでは販売をしていません。
しかし、買う事が出来ないわけではありません。水道蛇口などを取り扱う所、例えばキッチンや洗面台などを販売している所では取寄せなどの方法で購入する事が出来ることでしょう。製品の見た目や機能で蛇口を決めていくのは当然なのでしょうが、メーカーによっては購入する手順が通常とは違う場合もありますのでご注意ください。
カクダイの蛇口とは、どのような商品があるのでしょうか?そもそも皆さん、カクダイをご存知ですか?本社を大阪市におく、蛇口専門の製造メーカーであり、設立数十年の伝統のある企業です。皆さんが一番ご存知の蛇口メーカーはもちろん、TOTOであると思います。しかし、このような現在3番手以降のメーカーの努力もとてもユーザーから見ると楽しいものです。
カクダイの蛇口は、特徴があります。私個人の思いであり、一般的な意見ではないのでしょうが、カクダイの蛇口は挑戦をしているイメージです。以前に管工機材・設備総合展という展示会に出席した事がありました。その時に印象がこのような感じだったのです。
TOTO、INAXなどのブースが立ち並びコンパニオンが紹介をしていました。その際に、水栓をみるとカクダイは違った気がしました。カクダイの蛇口の印象は、色をうまく使い、他のメーカーとは違った形や色合いを出していました。そして、形も挑戦をしていた気がします。企業にとって、開発にとって挑戦をすることというのは、とても重要な事です。それは、企業色を出すことがやはり必要だと思うからです。その点において、良いメーカーであると言えるのでしょう。今はどうなのでしょうか。
蛇口のメーカーは、現在では2強となっています。それに続き数社が追う形が構図でしょうか。その2社とは「TOTO」と「INAX」です。社名はどちらとも聞いたことがあると思います。この2社が先頭に立ち、その後に、「KVK」、「MYM」、「カクダイ」等の水栓メーカーが続いていきます。
蛇口のメーカーのTOTOは、水栓を主に行っているわけではなく、陶器を専門に行っています。一番有名なのが、便器などの陶器の製品でしょう。INAXは、キッチンや洗面などをトータルに製造しているメーカーになります。そのため、水道蛇口は、1つの部門の仕事となっています。
蛇口のメーカーの他のメーカーでは、KVKやMYMは専門的に水道蛇口を製造しています。水道蛇口を専門に行っているので、松下、サンウェーブ、日立などの企業へ製品を出し、洗面台や浴槽に水道蛇口を取り付けてもらう形で、主に出荷しています。こののメーカーで特色がありますので、一度見比べてみてください。